背景透過とは?
「背景透過」とは、画像の不要な背景部分を取り除く処理のことです。
paintoryでは、背景があっても問題ない場合もありますが、不要な場合は透過処理が必要です。
■ 背景があること自体は問題ではありません
背景も含めて1つのデザインとして成立している場合は、そのままご使用いただけます。
■ 背景が不要な場合は「透過処理」を行ってください
背景が透過されていない画像を使うと、背景もそのまま印刷されます。
たとえ背景色がボディと同じでも、背景がうっすら四角く出る・境目が残るといった状態になることがあります。
<透過なし>
<透過あり>
■ 無料の背景透過ツールを使用する場合の注意点
「背景透過 画像」などで検索し、Web上の無料サービスを利用することも可能ですが、以下の点にご注意ください
-
縁が完全に透過されず、不鮮明な輪郭が残ることが多く、素材として十分な品質にならない場合があります。
-
DTFプリントでは、透過されていない部分にホットメルパウダーがつき、仕上がりに影響します。
-
刺繍の場合、不鮮明な箇所が残っていると刺繍データとして読み込めず、製造不可になります。
■ 背景透過されたPNG画像を正しく使うために
-
保存形式は必ずPNG形式で(JPEGでは透過されません)
-
ダウンロード後に、画像を確認し、背景がグレー格子状(=透明)に見えるかをご確認ください
-
不安な場合は、背景を白やグレーにした状態で一度テスト配置し、残りのフチがないかをチェックするのがおすすめです
背景の有無は、製造可否・仕上がりの品質に直結するため、必ず透過処理をご確認のうえ、素材をご用意ください。